これが私の断捨離体験談

40歳女性が一念発起してシンプルライフを目指すようになったきっかけ

40歳の主婦です。

元々、私も夫も物を捨てられない性質で、自宅には物が溢れかえっていました。

整理整頓は嫌いではないので、できるだけスッキリ収まるように努力はしていたものの、収納キャパを大きく超える物の数が気になりながらも手付かずなまま暮らしていました。

そんな生活を見直すきっかけは、今春、親友のお父様が亡くなられたことでした。

お母様は長年施設に入所されているため、お父様亡き後、誰も住む人がいなくなった親友の実家を片付けなければならないということになり、私も片づけのお手伝いで同行することになりました。

車で2時間かかるご実家に向かう際に、友人は「とにかく荷物が多い家だから、、一人じゃ絶対無理。

手伝ってもらえるのが本当にありがたいけど、きっとびっくりするよ」と何度も話していました。

そうはいっても2人いればなんとかなるだろうと高をくくっていた私は、ご実家に到着して茫然としてしまいました。

想像を絶する物の多さ。

子どもは20年以上前に独立しているのに、大家族かと思うほどの食器や洋服の数、置物、寝具、子ども部屋も昭和にタイムスリップしたかのような、昔のままの状態。

その一方で必要な書類を探そうとしてもなかなか必要なものが出てこないのです。

親友も私も時間は限られていたので、なんとか必要なものを必死に探し出すのが精いっぱい。

とうとう親友は「探したい思い出のものもあったけど、もう無理。

専門の業者さんに処分を頼むわ」と言い出し、結果、ご実家の荷物は一切合切、業者に処分を依頼することになりました。

親友が少し落ち着いた頃、2人でしみじみ話したのは「本当に必要で大切なものを厳選してシンプルに暮らさないと、自分たちも将来同じ状況になるね」ということでした。

そこから私も重い腰をあげることになりました。

とはいえ何から手を付けたらよいのかわかりません。

インターネットで色々検索して、お片付けの専門家の先生に出張サービスにきてもらい、アドバイスをしてもらいながら物の仕分けと処分のアドバイスをしてもらいました。

フリマアプリにも登録したり、リサイクルショップも活用して、できるだけ必要な人に使っていただけるように努力もしました。

すると、家だけではなく気持ちもスッキリし、なんだか自分も生まれ変わったような気分になりました。

これからも本当に必要な物だけを購入し、スッキリとシンプルに暮らしていきたいと思います。

42歳女・実家を手放してスッキリ

我が家は祖父の代から80年近く同じ場所・同じ家に住み続けていました。

自営業で仕事場も敷地内に有った為、物や人の移動が極端に少なく不用品が家のそこかしこに年輪のように積み重なっている有様でした。

これらを手放すきっかけは10年程前にさかのぼります。

父が不慮の事故に遭って頸椎を損傷しリハビリをしても体に障害が残ると担当医から告げられました。

我が家の家業は重い材料を運ぶ事が主流だったのでやむを得ず廃業する事にしたのです。

それに伴い実家を処分し父の療養に適した自然豊かな場所へ引っ越そうと家族で話し合い決めました。

決断したのは良いものの近くに住む親せき達は一様に廃業と実家の売却に猛反対しました。

とても彼らに引っ越しの手伝いをお願いするわけにもいかずこれから家をどう整理するか途方に暮れたことも有りました。

我が家は父以外に男手が無く実働できる家族は母と私の二人だけです。

そんな私達を見かねて友人知人が家の整理を手伝ってくれたり大型家具の運び出しを買って出てくれたりとあれこれ気遣ってくれました。

ただやみくもに家をきれいにすると士気が下がるので父がリハビリ病院から退院する半年後に実家の売却する事を目標にして頑張りました。

またこれから田舎へ移住するので運転免許を取るべくアラサーながら自動車学校へ通い始めました。

その上父が快適に生活できるよう新居の準備もしなければいけません。

新居の所在地は実家から車で約2時間の県外です。

役場の福祉課の人にお世話になりながら新居の住宅改修の段取りも付けました。

午前中は自動車学校、午後から家の片付けや役所への届け出、夕方は父の見舞いにと目まぐるしく毎日が過ぎていきます。

あっという間に父の退院の日になりました。

友人知人の尽力のお蔭で何とか引っ越しまで漕ぎ着けあれだけ物が多かった家の中もスッキリときれいになりました。

そして引っ越ししてから1年後、良いご縁があり実家を売却する事もでき心底ホッとしました。

ただ一つ気に掛かっているのは目の前の不用品を片付けるのに精一杯で家族の思い出を何もかも処分してしまった事です。

祖父母が撮り貯めた数十冊のアルバムを1冊にまとめたので2人には少し申し訳ないなと思っています。

それでもこういう機会が無ければ実家の処分に将来的に悩まされるのは明白です。

体力と気力が有るうちに実家を処分出来て本当に良かったと思っています。

30歳、女性 前の彼からもらったプレゼントをやっと処分したこと

現在は、専業主婦です。

30歳の頃のはなしです。

結婚する前に、前の彼からもらったプレゼントをずっと処分出来ずにいました。

やはり思い出と言うこともあり、なかなか捨てられずにいました。

自分では、きちんと気持ちは切り替えていたと思っていましたが、前の彼からもらったものをどうしてだか、捨てれませんでした。

別に未練があった訳ではないと思います。

でも、処分することなく、使う訳ではなかったのですが手元に置いていました。

よく別れたらすぐに彼から貰ったものは、売ったり、捨てたりするとか周りから聞いていたのですか、自分はなかなか決心がつきませんでした。

今思うと、未練があったのかも知れないなと思います。

でも、あの頃はそれも認めたくないというか、そういう気持ちだったのかもしれません。

あるときふと、もらったプレゼントを処分できる気持ちになりました。

時間がたったから、気持ちの整理が出来たのかもしれません。

わざわざ、無理して早くに処分しなければと焦る必要はなかったんだと思います。

きちんと気持ちの整理が出来てから、捨てたり売ったりすればいいんだと。

なかなか捨てられずにいた、自分にどこか嫌な気持ちがありました。

でも、無理に捨てたりしても、気持ちの整理が出来てなければ意味がないと思います。

あのときには意味がよくわかりませんでしたが、きちんと気持ちの切り替えが出来なかっただけで、きちんと気持ちが落ち着けば、自然とためらいもなく捨てれました。

思い出だからとか、言い訳していただけたったんだなと思います。

自分の性格的には、さっぱりとした方だと思っていました。

しかし、思っていたよりもいじいじしたり、すごくネガティブなんだなとすごく感じました。

自分でも知らない部分があることに少しビックリもしています。

なかなか捨てられずにいた自分にがっかりしたりもしましたが、時間が解決してくれるまで、ゆっくり考えたりするのもいいと思います。

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