これが私の断捨離体験談

46歳女 過去の洋服を手放し、すっきりしました

40代の主婦です。

30代で子どもを二人出産を経験しました。

一人目の出産では、体型がそんなに変わる事がなかったのですが、窮屈な洋服を着る事に苦になるようになりました。

出産前に買った洋服はきていましたが、もともと窮屈というか、タイト目の洋服を着る事が減りました。

二人目の出産では、体重は元に戻りましたが、体型が変わったようで、以前に買った洋服の中で、窮屈に感じる洋服が増えました。

しかし、いつか着れるようになるかもしれない、とスタンダードな洋服やフォーマルな洋服を捨てる事が出来ませんでした。

子どもが大きくなると、そういった類の洋服は、季節行事に合わせて活躍します。

そんな中、私は、この洋服たちを放置したまま、自分の体型に何の手立てをする事もなく、また、一年が経ってしまった、と四季に触れながら思うようになりました。

自分でも何とか処分した方がいいとは分かっていながら、いつか着る事が来るかもと、その思いを流しながら過ごしました。

クローゼットを見なければ、そういった気持ちにはならないので、流していましたが、逆に言うと、クローゼットを見るたびに、引っかかりはありました。

ものをたくさん身近に置いておく、という事が好きではなかったので、自分のクローゼットに爽快感を感じていない自分がいました。

子どもは、すぐに大きくなるので、洋服など、どんどん回していきます。

綺麗なものは、人にあげたり、着古したものは、雑巾にしたりしました。

そういう事をしているうちに、自分の洋服もそうしよう、と思い、綺麗な洋服はオークションに出し、それには至らない洋服は、細かく分解して、雑巾にしました。

オークションに出した洋服は売れ、そうでない洋服は、部屋を綺麗に掃除してくれた、と勿体無いと思っていた感情を自分なりの解釈に変換でき、すっきりしました。

ものへの思いは、勿体無いという事でしたが、気持ち的には、いつか体型が戻るかも、という思いと、何もしていない自分への無理でしょ、という感情がありました。

それらを処分する事で、色んな気持ちにリセットする事が出来たように思います。

35歳男 青春のビデオテープを全て手放す日

お小遣いを貰い始めた小学校5年生の頃、バラエティ番組の「めちゃモテ」が流行ってました。

めちゃめちゃ面白かったのですが、夜遅くに放送されていたので、親に夜更かししてると怒られるため、ビデオに録りためていきました。

その後、番組名が「めちゃイケ」に変わってからもビデオで録り続け、気が付けば15年も経っていました。

僕の部屋の本棚がめちゃイケのビデオテープで埋め尽くされるほどでした。

この埋め尽くされていく感じが青春の一本、という感じがして、とても光栄に思え、「めちゃイケが放送されてる時代に生まれてきて良かった」と思ってものです。

その頃になるとビデオテープではなく、DVDやHDDに録画するのが主流となっていました。

いつか、ビデオテープも全部デジタル化して、パソコンに取り入れてDVDに焼いて大切に保存しようと考えていました。

そんなある日、長期連休がありめちゃめちゃ暇だったのでビデオテープをパソコンに取り入れる作業をやろう!と思い立って実行しました。

しかし、やり始めて数分で悟りました。

「この数百本あるビデオテープ×2時間=作業時間」になる、と考えた時、長期連休期間内ではとても終われないことに…。

それからしばらくそっとしておいたのですが、悩みに悩んだ結果、その年の暮れに思い切ってビデオテープを全部捨てようと決意しました。

世間では「断捨離」という言葉が流行っていたので、それも後押しになり、90Lのゴミ袋で約30袋、僕の家から全てのビデオテープを出ていきました。

録画がうまくいってなくて、途中から録画を始めた悔しい思い出や、何回も同じ内容を見て笑い転げたことなど、走馬灯のようにめちゃイケを思い出しながら、ビデオテープとさよならしました。

ビデオテープが無くなった我が家は、何かを失った、というより、また何かを受け入れたくなるような、そんな心と場所の余裕ができてめちゃめちゃスッキリしたような気分になりました。

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