34歳女 トラブルメーカーを皆で一致団結して撃退
30代主婦です。
面倒な友人とのやりとりを手放してすっきりしました。
大人になってから趣味を通じて知り合った友人だったのですが、残念なことに、その彼女が曲者でした。
小学生じゃあるまいし、と思うようなくだらない陰口を叩いたり、それをまた、妄想を織り交ぜて他の人に吹聴したりする。
この妄想が問題で、なんとも「うまいこと」話を作るんです。
最初は私も彼女の言っていることを鵜呑みにしかけ、共通の趣味友達に対して嫌な印象を持ってしまったりしていました。
彼女の悪口に同調しないようには注意していたのですが、気がつけば彼女は「あの子も一緒に言ってたよ」なんて平気で言っている。
他の人にそれを聞かされた時にはびっくりしました。
だんだん彼女のおかしさに気づく人が周りにも増え、私も「なんかこれって…」と違和感を感じていました。
ある時、趣味の集まりのあとのランチ会に、彼女が欠席していたので、恐る恐る彼女の話題を出してみました。
すると皆「あの人おかしいよね!?」「私も思ってたー!」と一気に不満が爆発。
正直その勢いにびっくりするほどでした。
幸いオトナな人が多かったので、丸々信じている人や、一緒になって陰口妄想を言っている人はいませんでしたが(今思うと本当にそれは恵まれていました)、さすがにもう目に余るよね、ということになり。
「趣味の場を辞めろとは言わないし、そんな権限は私たちにはない。
けど嘘を言いふらしたり陰口ばかり言っている人の相手はこれ以上できません。
」…という文章を、コピーして各自が彼女に個別LINEで一斉送信。
「あ、既読になった」「こっちもー」と皆で言っている姿は、一瞬「いじわるしてるのはこっちなのでは…」という気持ちにもなりましたが、かくして全員既読スルーされ、彼女はグループLINEも自ら退会。
集まりにも一切顔を出さなくなりました。
幸いそのあとはトラブルメーカーが現れることもなく、平和に趣味を楽しんでいます。
むしろ彼女の件で皆の結束が強まったかもしれません。
面倒な人がいなくなってすごくすっきりしましたが、彼女がまた別のコミュニティで同じようなことを繰り返していないかが心配です。
41歳 女性 憧れのバイク、憧れだけでは乗れません!
私の場合、手放したことですっきりしたのは、ハーレーダビットソン社製の大型バイクです。
私は昔々に見たハーレーダビットソンのモーターサイクルが登場する映画に影響されてずっと乗りたいと思ってきました。
しかし、ハーレーダビットソンに乗るには大型自動二輪車の免許が必要で、おいそれと手の出せるものではありませんでした。
また、私は女性ですので、重量級の大型バイクに乗るのはそう簡単ではないと思っていました。
結婚してしばらくしてから、ひょんなことから夫とハーレーダビットソンのディーラーに行き、実車を見ると欲しくなってきてしまいました。
お値段も、最もお手頃でコンパクトなタイプなら何とか手が届く範囲内でしたし、とてもかっこよかったので、免許もないのになんと購入してしまいました!(夫は大型二輪免許所持済)
自動車教習所に行き、大型二輪車の免許を取るために申し込みをし、いざ教習バイクに乗ってみると、重いし大きいし、最初は大変でしたが、車体をうまくコントロールできるようになり、免許は一発で取ることが出来ました。
いざ、免許を携えて、ハーレーダビットソンのお店にバイクを取りに行きました。
初日はさすがに怖いので夫に乗って帰ってもらいました…が、2月のその納車日。
帰り道は何と雪に見舞われました。
タイヤを滑らせながら何とか乗って帰ってきたのですが、融雪剤のせいでホイールや下回りは全て変色!
早速洗車しましたが、その日の夜中。
突然バイクの警報機が鳴りだしました。
何をやっても収まらず、ディーラーに電話も通じず。
鳴りっぱなしで放置しましたところ、しばらくするとバッテリー切れで静かになりました。
次の日、ディーラーへ持っていくためにエンジンをかけようとしても当然バッテリーが上がっているのでそのままではかかりません。
バイクの場合、押し掛けでかかる場合もあるので重い車体を坂の上までもっていき、飛び乗って押し掛け…してみてもタイヤがロックするだけで全くかからず。
下り坂を登って車のところまで持って上がってきてブースターケーブルを使ってエンジンをかけようとしても、火花が散るだけでかかりません。
ハーレーのような大排気量2気筒エンジンは外側からの力でそう簡単にはかからないのです。
結局ディーラーを呼びましたが、費用請求されました。
さらにその警報機が鳴った原因も洗車をしたから端子が腐食したと言われ、保証修理の対象にならず、費用請求されました。
さすがに納車2日目でそれはないだろうと抗議し、クレーム扱いに。
以降、同じトラブルは発生しませんでした。
このハーレーは、他にも油漏れがあったり、燃料が漏れたり、走行中にミラーが外れたり、駐輪しているそばで化学物質の廃液が入ったドラム缶が爆発したりと、とにかくロクなことがなく、修理費用や維持費のみが異常にかかるので、2年たたずして手放しました。
後にも先にも、これほど手がかかり、しかも製造上の不具合のようなものまで所有者の責任にされるものに出会ったことはありません。
手放して、実にすっきりしました。
憧れだけでモーターサイクルなどを所有すると、大変な目にあうことがわかりました。
この出費や苦労を難なく受け入れられる高所得の方や理解できる方のみが所有すべきものなのだということが骨身にしみて分かりました。
44歳女性、幼馴染との縁を切ってすっきり
40代半ばの女性です。
私は自分で何かを捨てるということができない、捨てるものを選ぶのがとても苦手な人間なので、自分から手放すということがなかなかできません。
自分で決断して何かを手放したことはあったかな・・と考えてみてもなかなか思い出しませんでしたが、そういえば1回だけ、そういうことをしたことがあったのです。
それは大学生時代のこと、小学生時代の同級生A子さんから同窓会のお知らせがきたときです。
そのお知らせは実家が引っ越しの準備をしている最中に届いたので、受け取ったときは私も準備で忙しく、あまりよく読んでいませんでした。
引っ越しが終わり、落ち着いてからそのお知らせを読みました。
そこには同窓会の日時、集合場所、会費などが記されていました。
集合場所の名前に見覚えがあると思ったら、お知らせを送ってきたA子さんの実家のお店でした。
A子さんとは1年生のころから同じクラスで、一緒に登校や下校をしたり、放課後も遊ぶくらい仲がいい友達でした。
私が転校してしまってからお互いに連絡をせず会うことはなかったのですが、数年に1度のクラスの同窓会のときだけは、彼女からお知らせが来るのです。
その同窓会の集合場所は、いつもA子さんの実家のお店で、そこでみんなで食事をとります。
このA子さん、私が同窓会に参加してもとくに嬉しそうでもないのが毎回気になっていたのですが、私も他の子達と話をするのが楽しくて、A子さんの態度をあまり気にしてなかったのですが、大学生のときに送られてきた同窓会のお知らせを見ながら、あることに気づいてしまったのです。
A子さんが私に声をかけるのは、友達だからではなくただお家の売り上げのためなのでは・・と。
そうなると友達づきあいをしていたころのこともいろいろ思い出してしまい、自分がそんなふうに利用されていると考えるのはつらかったですが、引っ越してこちらの連絡先が変わったことを、あらためてA子さんに知らせようとも思えなくなってしまい、けっきょくそのまま連絡はしませんでした。
A子さんとの縁を手放したのです。
それ以降は同窓会のお知らせは来なくなりましたが、寂しいという気持ちはなくすっきりしています。
後悔はしていません。