これが私の断捨離体験談

28歳女 苦手な人との関係を手放して心晴れやか

私は小さい頃からコミュニケーションが苦手でした。

今も少し苦手です。

人に嫌われることが怖くて、遊ぼうと誘う勇気もなく、無茶なことを言われてもいわゆるNOと言えない性格で、「ちょっと苦手だな…」と思う人とも誘われたら遊んだり喋ったりしていました。

しかし数年前から苦手な人とは距離を置くようにし始めたら、とても気持ちがスッキリとして毎日が楽しくなりました。

きっと長い間、ストレスが溜まっていたのだと思います。

それが一気に爆発して「もういいや」となってしまったんです。

それからは段階を踏んで、苦手な人、苦手な事とは関わらない!と決めて行動していきました。

まずは苦手な人に遊びに誘われても断るようにしました。

最初は3回に1回、2回に1回…とだんだん会う回数を減らし、メールの返信もしないか遅らせて、最終的には連絡先を消しました。

会うと自慢話ばかりをされて帰りは劣等感でいっぱいになっていた親戚との外出も、この機会に初めて断りました。

親しい人だって関係ありません。

たとえば未婚の私がもし結婚していても、パートナーの家族が苦手だと感じたら、お盆と正月以外の連絡は取らないでしょう。

それくらい思いきりました。

最初は「嫌われるかも、影で『あいつはダメなやつだ』と文句を言われているかも」という不安もありましたが、今まで憂うつで仕方がなかった何時間かを自分の好きなことに使えると思うと清々しい気持ちになり、実際に充実した時間を過ごすことができました。

また、そういう思いきったことができた、自分を大事にできた自分を少し好きになれた気がします。

昨今の出来事を考えると、人生はいつ、どんなことが起こってもおかしくありません。

避けられないことはあるにせよ、最期になるべく後悔しないよう、好きな人に会ったりやりたいことをやる時間はたくさん作るべきだと私は思います。

私の場合はプライベートの人間関係であって、仕事の人間関係はそう簡単にはいかないかもしれませんが、「人間関係も仕事と割り切る」「必要最低限のことしか話さない」など出来るかぎり苦手な人を断捨離していきたいものです。

27歳女 失恋時の衣類を処分&趣味を持って手放し成功

うまくいかなかった交際のときによく身に着けていたものをすべて手放しました。

私は20代後半の女性で、半年ほど前に付き合っていた男性が居ました。

しかし、彼とはうまくいかず振られてしまいしばらく立ち直れませんでした。

復縁をしたくて悪い個所を直したり、見た目を改善したりしましたがそれでも駄目でした。

相手が夢に出てきたりするたびに落ち込み、当時よく気に入ってきていた服や持ち歩いていたカバンを見るとより相手との日常を思い出してしんどくなっていました。

ですが、いつまでも落ち込んでいるのは嫌で相手と親密だった期間の衣類や服飾品は捨ててしまおうと思って気付いたらゴミ袋を用意して淡々と捨てていました。

色が濃い袋の中に一緒に出掛けた時に着ていたニットやスカート、会う時にメイクするのに使った化粧品、相手の家に足を運んだ時に着ていた上着やカバン、髪につけていたアクセサリー…をすべて放り込んでゴミの日に出しました。

別れてしばらくはもったいなくて着ていましたが、やはり気分が沈むため処分して物理的に手放しただけでも心が軽くなりました。

身に着けていたもののすべて状態は良いのですが、売りに出すのも億劫でやめました。

金額にすると2万円前後なので、2万円ドブに捨てたようなものです。

それでもすっきりしたので良いですが、金額で考えるとやっぱりもったいなかったかな?とも少し思います。

物理的にすっきりしてからは、足取りが軽くなり今度は考え方のほうの「手放し」を行うことにしました。

元々恋愛をすると相手のことで頭がいっぱいになるタイプだったので、相手と関わらなくても楽しめる趣味を探して意識的に手放せるように工夫を凝らしました。

「恋愛をしていないときの私は何に楽しさを見出していたっけ?」というところから始まり、よく本を読んでいたことを思い出して近くの図書館に足を運びました。

思い出してみれば、恋愛をしている時は私は一切読書をしないのです。

それくらい相手に没頭してしまって距離感を失い重くなってしまうという流れによくなるので「この術を最初から身に着けていたらもっとうまく恋愛できたのかな」「もっと早く身に着けておけば良かった」と後悔しました。

今は再度読書熱が盛んになり新書にハマり、何冊も読んでいくうちに次第に相手に対する気持ちもだんだん薄れていき相手のことを思い出した時に「あぁ、そういえば」というところまで到達しついに意識的にも手放すことが出来たんだなと感じました。

というのも読書でバランスを取ることを覚えたら程よい隙が生まれたのか、すんなり新しい彼氏が出来たからです。

相手に没頭しすぎないので重くならずに自然体で振舞えていたようです。

49歳女 部屋もスッキリ心もスッキリ

40代専業主婦です。

私が手放してスッキリしたのは所有していたブランド服です。

服だけじゃなくスカーフとか靴・バッグに至るまで高級ブランドを次から次へと手放しました。

これからももっともっとそういうものを手放していく予定ですが、ネットフリマを使って徐々に手放しているので焦らずゆっくりと。

昔の私は今と違ってかなり羽振りが良かったんです。

お金に不自由することなく自由に生きていました。

若い頃自分で言うのも変ですがかなり頑張ってお金を蓄えてたんですね。

老後の不安とは無縁になるように若い頃から仕事をバリバリこなしていました。

ある程度蓄えが出来てから財産にもなるだろうと考え高級ブランドを買い求めるように。

誰もが知っている一流ブランドばかり買い求め服もバッグも靴も何から何まで一流ブランドばかり・・・。

当時は価値観がそんな感じでしたし、一旦一流のものを着てしまうと二流三流のものが着られなくなってしまったことからそれが当たり前になっていました。

その生活に満足していた私が今そういうものを徐々に手放しています。

溜りすぎても良いことないなと思ったし、それに十年以上前のものはたとえ一流ブランドであってもそれなりに劣化します。

服だってバッグだって使っていなくても自宅保管してるだけで虫に食われて穴が開いたり革の質が変化します。

そうなってしまったものでも一流ブランドは高く売れるんです。

ブランドネームがあれば腐ってもブランド。

さすがとしか言いようがありません。

傷みすぎない前にまだまだ使ってもらえる状態のうちにネットフリマに出品。

するとあっという間に買い手が付きます。

こうやってブランドものを手放すと家の中がスッキリしますがそれと共に自分の心もスッキリするんです。

部屋が広く使えるようになるだけで不要な物がお金に替わるだけでもスッキリするのに、ものが減っていくことで心がどんどん軽く体まで軽く感じるのだから手放すことをやめられません。

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